伊豆稲取 雛のつるし飾り ①

 伊豆稲取 雛のつるし飾り祭り(撮影 1918-02-25) ①

今回の旅の目的は稲取の雛のつるし飾りまつりと河津桜 河津カーネーション見本園への観光
お天気は曇で寒い2日間でしたが かわいいお雛様と美しい景色花々に心癒されました
伊豆にはスーパービュー踊り子号で出発です
伊豆稲取駅で下車 駅前で地図を頂きお雛様巡りへ出発

 駅前通りを海へ向かい坂を下ります 稲取漁港にぶつかります 右手に朝市の会場 金目鯛の味噌まんじゅう戴きました 左手海沿いに暫く進み坂上に素盞鳴(すさのう)神社 坂下に「むかい庵」があります 河津桜が出迎えてくれます
伊豆稲取温泉では毎年1月下旬〜3月末まで開催
各会場で色とりどりの布で手作りされた愛らしい人形が沢山付いたつるし飾りや稲取に古くから伝わるお雛様達 圧倒的な数でおとぎの世界へ連れて行ってくれます
 
↓素盞鳴神社の段飾りと吊し飾り
 ↓急坂を下りむかい庵へ
 稲取の「雛のつるし飾り」は  娘の健やかな成長、良縁を願い雛祭りに母親や祖母が、つるし飾りを手作りし飾ると云う江戸時代からの風習です
布の切れ端で作った人形達を竹ひごの輪っかから下げた赤い糸に縫いつけます 人形の数や赤い糸の数は自由ですが奇数にする決まりがあるそうです  一度は廃れかけた風習ですが地元の雛の会などの努力と地元の協力により現在では地区全体で祭りとして毎年開催されています 福岡県柳川の「さげもん」山形県酒田の「傘福」と並び「日本の三代つるし飾り」として知られています
 花、桃、うさぎ、巾着、とうがらし などの人形の一つひとつに願いが込められその数は30種類以上
女性を象徴する桃には厄払いや多産、長寿延命 とうがらしは娘に悪い虫(男性)が付かないように あらゆる災難から我が娘を守り良縁に結ばれ幸せになって欲しいと云う親の切な願いが詰まっています まだ医療も発展していない時代 子供達が健やかに大人まで成長しずらかった事、一般庶民の家庭では高価な雛祭りなど購入出来ない時代、せめて手作りの人形で桃の節句を祝ってやりたいと云う思いがつるし飾りとして現れたのでしょう
 また端午の節句のつるし飾りの展示や
現在飾りのコーナーでは地元の小学生達が作った海をテーマとした環境保全保護を願うつるし飾りもされています
 レポは 伊豆稲取 雛のつるし飾り祭り② に続きます

ケセラセラ:あした天気になあれ

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