成田山新勝寺 ①

 成田山新勝寺(撮影 2018-01-21) ①
最寄り駅 JR総武線 成田駅·京成電鉄 京成成田駅 から徒歩約10分

駅前から約800m続く表参道江戸時代から門前町として栄えひ開山当初からの老舗が並び参道を歩くだけでも楽しいです。
途中、成田山飛び地に1665年建立2013年に改修された薬師堂があります。薬師堂は成田山境内には無く飛び地にある為参拝者が少なく今は閉扉されています。
開基1080年の記念事業(2017平成29年)で平和の大塔横に醫王殿が建立されました

 ↓参道沿いにうなぎ屋さんが多いのは 利根川と印旛沼に挟まれた地域である為でしょうか、この辺りの昭和初期の漁業歴には、一年を通して「うなぎ」が獲れたとの記述があるそうです。江戸時代にうなぎを食べる習慣も庶民に広がり始めたそうです。
↓これより境内に入ります。
年間を通して日本最大数の参拝者が訪れる成田山
なぜそれ程まで参拝者が多いのか? 成田山新勝寺は真言宗智山派のお寺の総本山です。
御本尊は不動明王 煩悩の深い人を導く仏様の中でも最高位にあたる如来の化身で人々を悟りに導く仏様です
現世利益 今生きている現世の悩み、苦しみから開放し平穏な生活をもたらしてくれる仏様として広く信仰の対象となっています(不動尊信仰) 現在では厄除け、勝負必勝、病気退散、家内安全、合格祈願、交通安全と様々な願い事を聞いてくれる 最も身近で庶民的な仏様として 成田山信徒以外 無信仰者 他信仰者にも広く開門され どなたでもお参りできます。
また歌舞伎の成田屋市川家とのつながりも皆さんご存じのように有名ですね 初代市川團十郎が子宝に恵まれず当時の本堂である薬師堂で一心に子授けを祈願、待望の長男を授かりました。その後親子で演じたお不動様への祈願成就の感謝を表した「兵根元曽我」この舞台が大当たりしたことに感謝し、成田山ヘ大神鏡を奉納。この親子共演を機に市川家は「成田屋」の屋号を使うようになったそうです。
 ↑総門と狛犬  成田山の表玄関 開基1070年記念事業により2008(平19)年に建立
 ↑仁王門 1831(天保2)年再建された国指定重要文化財
 ↑大本堂 1986(昭43)年建立 中央に御本尊不動明王、他四大明王、平成大曼荼羅などが奉安されています。
護摩祈願もここで行われます。

 ↑額堂 1861(文久元)年建立 重要文化財、1986(昭61)年に修復 信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物です。

レポは 成田山新勝寺②に続きます。

ケセラセラ:あした天気になあれ

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